2011年度 オリックス マネー川柳応募作品分析 募集期間:2011年10月1日(土)〜2011年11月10日(木)

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選者総評

一昨年「百年に一度」という経済情勢が話題になりオリックス マネー川柳でも大賞になりましたが、今年は「千年に一度」の大震災が発生し、テーマの上でも特異な年となりました。
政権交代への期待があった前年に比べると、政治への期待感は薄まり、明るさの見えない行き詰まりを句の上にも感じさせられました。
半面、震災復興への社会の一体感は、応援メッセージのような作品からも窺われ、何か温かさや明るさを感じさせる句も少なくありませんでした。

特に川柳に現われたキーワードを見ると、「震災」や「復興」、「義援金」や「募金」、「節電」といった今年特有の用語のほか、支給開始年齢が検討された「年金」が多くの興味や批判を集め、また、「円高」や「ドル安」、「ユーロ危機」や「ギリシャ」といった経済問題も作句の対象として注目を集めていました。年に一度の恒例になったオリックス マネー川柳は、その年々の空気を色濃く反映した作品が応募され、入選句として発表されています。何時の日か、古川柳に江戸風俗を訪ねるのと同様、平成のこの時代を振り返る材料として、貴重な史料になるのではないかと感じています。

目だったキーワード

応募作品に多く用いられたキーワード(抜粋)

昨年に引き続き、最も多かったキーワードは、「お金、金、マネー」でした。続いて「円」、過去最高値を記録した今年を特徴的に表しています。欧州通貨危機が連日ニュースを賑わした影響か、「ユーロ、ギリシャ」も多く寄せられました。また、今年を語る上で欠かすことが出来ない話題として東日本大震災があります。「震災、地震、復興」「義援金、寄付」、また、震災後と関連した「節電、電力」なども多く寄せられました。

 

ご応募いただいた方々の内訳

第8回を迎えた「オリックス マネー川柳」には、全国から78,523句(インターネット73.1%、携帯・スマートフォン7.4%、はがき19.5%)が寄せられました。 応募者の年代は、30代が19.4%で最多、その他の年代がこれに僅差で続いており、幅広い年齢層の方に川柳をお楽しみいただけたようです。また、男女の割合は、男性64.3%、女性35.6%でした(不明0.1%)。  受賞作品73句を見ると、50代が18名と最も多く、40代、60代、70代がそれを追う形となりました。

年代別の応募件数 男女の応募件数
 
 
 

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